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公開日 2023.10.30 更新日 2024.04.22

販促品とは?種類や配布の3大メリットを解説

自社製品や自社サービスの売上が思うように伸びなかったり、他社製品と差別化しづらかったりといったことはありませんか。
解決策にはターゲット層を絞る、価格を下げる、など様々なものがありますが、そのうちのひとつに「販促品を配布する」があります。

現在ある製品、サービスに対して販促品を付け加えるので、比較的手間もコストもかからずにできる施策です。

この記事では、より効果的に販促品を活用したい方のために、販促品の種類、配布の目的、配布する際の注意点などをお伝えします。

販促とは どのような活動?

販促とは、「販売促進(活動)」の略です。「セールスプロモーション」とも言われます。
消費者に、商品や企業のことを知ってもらい、「この商品を買いたい」「この企業のサービスを利用したい」と思ってもらうための色々な活動を指します。

マーケティングや広告と混同されがちですが、厳密には異なります。

マーケティングとの違い

マーケティングとは、消費者のニーズを理解し、売れる商品やサービス、また、商品やサービスが売れる仕組みを構築することを指します。
どのような商品やサービスが売れているのかリサーチしたり、顧客とコミュニケーションを取ることでニーズを引き出したり、人々のニーズに合った製品を企画開発したり、といったこと全てがマーケティングの範囲です。

一方、商品やサービスの売上拡大に向けた具体的な活動が、販促です。つまり、販促はマーケティングの一部だと言えます。

広告との違い

広告は、情報を広く伝え、商品やサービス、企業の認知度をあげることを目的としています。広告を出したからといってすぐに購買行動に繋がるとは限りません。

広告は雑誌やテレビ、大きな道路の看板のように不特定多数の人が見るメディアを利用し、商品やサービス、企業の情報を消費者に訴えかけます。
より強く消費者に印象づけるための工夫が、耳に残るキャッチフレーズや、人気タレントの起用などです。
商品やサービス、企業の認知度を潜在的に高めることで、購買活動の際に手に取ったり選択肢に加えたりといった行動が期待できます。

対して販促は、広告よりも直接的な購買活動に結びつくものです。
商品やサービスの利用を検討している人に、自社商品の魅力や自社サービスの優位性をアピールすることで、購入やサービス利用を促します。

【関連記事】販促(販売促進)と宣伝の違いとは?成功のための手順とポイント

販促品とは何か

販促品とは、自社商品やサービスの売上向上のために配布する様々なグッズのことです。
現在ある自社製品や自社サービスに付加価値をつけることができ、将来の購入者層に訴えかけたり、目の前で実際に購入を検討している消費者の購入の決め手になったりします。

どのような目的で販促品を配布するかによって、配布するものの価格帯、品物、デザイン等も変わってきます。

販促品 には4つの種類がある

一言に「販促品」と言っても、その目的に応じて、「ノベルティ」「プレミアム」「記念品」「粗品」に分けられ、それぞれ選ばれるアイテムも異なります。
販促品の配布を考える時には、どのような目的で配布するのか、何を配布するのかを、コストを意識しながら考えることが必要です。

【関連記事】センスのいい記念品はこれ!選ぶときのポイントと注意点も解説

種類①ノベルティ

ノベルティは、企業や商品の認知度の向上や拡大を目指して、企業が制作して特定の顧客に配布する販促品です。
顧客に向けた施策であるため、希少性があり、クオリティの高い商品を選択する企業が増えています。

また、認知度の向上や拡大を目的として配布するため、目立つ位置に企業ロゴや商品名が入っていることがほとんどです。

【関連記事】ノベルティとは?得られる効果やノベルティ商品の選び方も紹介

種類②プレミアム

プレミアムは、実際に商品を購入した人やサービスを契約した人に対して配布する販促品です。
そのため、アイテム単価も高めであることが多く、より長期的な使用が期待できる製品を推奨します。

タンブラーやマグカップ、モバイルバッテリーやBluetooth製品など、複数あっても困らないものが選ばれやすいです。
日常生活の中での使いやすさが重視される傾向にあり、企業ロゴや商品名も控えめな傾向にあります。

【関連記事】おしゃれな名入れタンブラーのおすすめ19選!選ぶときのポイントと注意点も紹介

種類③記念品

記念品は、創業〇周年などの節目に、関係者に配布されるものです。
販促品ではありますが、社内表彰者や取引先などに配布することで企業イメージの向上を図ります

プレミアム同様単価は高めで、置き時計やペーパーウェイトなど、長く使えるアイテムが好まれます。

【関連記事】記念品とは?卒業記念品や周年記念品におすすめの商品も紹介

種類④粗品

粗品には「お礼の品」という意味があり、広く配られるものです。
例えば、説明会や展示会での企業ブースに来た人に対して、来場のお礼として配られます。

粗品の「粗」の字は「そまつな」などの意味がありますが、本当に粗末な品を配るということではありません。
お茶出しの時に「粗茶ですが…」と言ったり、お土産を渡す時に「つまらないものですが…」と言ったりするのと同じで、日本人特有の謙遜の文化から来るものです。

実際に選ばれるアイテムは、ノベルティと同じく、ボールペンなどの低単価なものが多いです。

年末年始の挨拶回りの際に配られる社名入りタオルや社名入りカレンダーも、取引先との関係継続のために配られる粗品にあたります。

販促品配布の3大メリット

 

それでは、販促品を配布するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは3つのメリットを紹介します。

販促品配布のメリット①認知度の向上

最初のメリットは、「認知度の向上」です。

日常的に使ってもらえるような販促品を渡すことで、消費者の目に企業ロゴや商品ロゴが入りやすくなり、認知度が向上します。
結果的に、該当するジャンルの商品やサービスを選ぶ際に、自社製品、自社サービスが選択肢に入りやすくなります。

販促品配布のメリット②イメージアップ

2つめのメリットは、「イメージアップ」です。
使いやすいものや、ターゲット層の需要に合っているものを販促品として配布することで、「消費者のことをよくわかっている会社」として、自社に対するイメージがよくなります。

販促品配布のメリット③新規顧客の獲得

3つめのメリットは、「新規顧客の獲得」です。
メリット①の「認知度の向上」ともつながりますが、自社商品、自社サービスを知ってもらうことによって、実際の購買活動に結びつく可能性が高まります

販促品を製作する際の注意点

販促品にはどのようなものがあるのかや、販促品を配布することのメリットについて述べてきました。

しかし、販促品はただ配ればいいというものではありません。

ここまで、何度も「使ってもらう」という言葉が出てきました。
販促品は、配布することがゴールではなく、ノベルティであれば「使ってもらって、商品名や企業名を認知してもらう」こと、プレミアムであれば「使ってもらって満足度をさらに高め、次も自社製品を選んでもらうこと、周囲の人たちに自社製品の良さを伝えてもらうこと」がゴールです。
使ってもらわなくては、認知度の向上も、自社のイメージアップも、新規顧客の獲得もありません。

使ってもらえる販促品にするためには、販促品のアイテム選びが消費者のニーズに合っている実用性の高いものであること、万人受けするシンプルなデザインであること、その販促品が使いやすいものであることが大事になります。

例えば、ボールペンの例で考えてみましょう。
販促品でもらったボールペンの書き味が悪かったらどうでしょう。
「どうせタダでもらったボールペンだし、こんなものか」と思ってゴミ箱に捨ててしまいませんか?販促品のアイテムを選ぶ時には、「自分がもらう側だったらどうか」という視点を忘れないようにしましょう。

また、コスト意識も大事です。
せっかく良い販促品を選べても、赤字になってしまったら意味がありません。あくまでも販促品は自社製品、自社サービスの売上拡大のためのツールに過ぎないことを頭において選びましょう。

おすすめの販促品7選

販促品としておすすめのものを7つ紹介します。

ポスター

掲示してもらえれば、目に入りやすいので自社商品をアピールしやすいです。

チラシ・フライヤー

置かせてもらうことで、目に入った人が持ち帰り検討する可能性が高まります。

ボールペン・メモ帳

どちらも消耗品なので使ってもらいやすく、目に入る頻度が高いので印象に残りやすいです。

エコバッグ

ビニール袋有料化に伴い需要増、特にこだわりのない人は貰い物を使う可能性が高いです。

ドリンクウェア

ドリンクウェアとは、マグカップ、タンブラー、水筒など、飲み物を入れる入れ物全般を指します。SDGsの普及、環境問題に対する意識の高まりにより、マイタンブラー、マイ水筒を持ち歩く人が増えています。

タンブラーや水筒はすでに持っていても使ってもらえる可能性が高いこと、商品ロゴや企業ロゴを入れるスペースが大きく取れることから、商品の購入者やサービスの契約者に配布するプレミアム販促品として人気です。

特に人気があるのは、保温保冷ができ、密閉できるタイプです。
近年はリモートワークが進み、フリーアドレスのオフィスも増えています。
席を移動したり、会議で場所を移動したりする時に飲み物がこぼれる心配がなく、いつでも適温で飲めるタンブラーは、重宝します。
こういった需要もあって、ドリンクウェアはプレミアム販促品として人気の商品です。

弊社で取り扱っているドリンクウェアについては、こちらのページをご覧ください。
【参考ページ】リベレーター合同会社 名入れドリンクウェア商品ページ

モバイルグッズ

モバイルグッズとは、モバイルバッテリー、充電ケーブルなどのモバイル関連グッズを指します。

販促品として人気なのはモバイルバッテリーです。
近年、サブスクの普及や様々なサービスのオンライン化に伴い、スマートフォンを使う機会が増え、電池の消耗を補うためにモバイルバッテリーを持つ人が増えました。
使ってもらえる可能性が高いこと、商品ロゴや企業ロゴを印刷するスペースが広く取れることから、モバイルバッテリーはプレミアム販促品として人気があります。

弊社で取り扱っているモバイルバッテリーについては、こちらのページをご覧ください。
【参考ページ】リベレーター合同会社 名入れモバイルバッテリー商品ページ

以上、おすすめの販促品をご紹介しましたが、自社製品、自社サービスの世界観や利用シーンに合ったものを選ぶことをおすすめします。

【関連記事】もらって嬉しいおすすめ名入れバッテリー12選!選ぶポイントや価格相場も紹介

適切な販促品選びで効果をあげよう

販促品には売上向上効果があること、目的に応じて4つの種類があること、「認知度の向上」「自社のイメージアップ」「新規顧客獲得」という3つのメリットがあることがわかりました。

適切なアイテムに適切なロゴを入れて配布することで、販促品は売上向上の大きな助けとなります。
なぜ販促品を配布するのか、目的をよく考えた上で、販促品を配布することが、成功の鍵となります。
販促品をうまく活用し、売上向上を狙っていきましょう。

ノベルティ・販促・記念品・オリジナル名入れ印刷ならリベレーター合同会社 にご相談ください。

監修者
小杉 正樹
リベレーター合同会社-代表社員
<資格>

観光英語検定 2級
実用英語検定 準2級
ビジネス能力検定 2級
レストランサービス技能検定 3級
JUIDA無人航空機操縦技能 終了
JUIDA無人航空機安全運行管理者 終了
小型船舶操縦士免許 2級 
特定操縦免許

<略歴>

大阪生まれ。旧トラジャル旅行ホテル専門学校夜間部を卒業後、旧(株)福岡ドームに入社。 系列ホテルの料飲部門でウェイターとして3年間の勤務後に帰阪。 その後約10年間、リフォーム会社・印刷会社の営業職を経て 2015年の夏に個人事業主として海外製USBメモリの名入れ通販サイトをつくり 海外製USBメモリの名入れ印刷サービスを提供し、翌年に業務拡大のため法人化。 USBメモリだけでなくモバイルバッテリーやBluetooth製品など取り扱いを広げ、 モバイルグッズに特化した、ノベルティ・記念品向けの名入れ通販サイトとして、 上場企業・学校法人からのご相談と共に個人からのニーズにも柔軟に対応し 法人後3年目に年商1億円を達成。

<ポリシー>

名入れ品を作ることが目的ではなく、ターゲットに企業や団体を認知させる事を第一とし ユーザー目線で長く使って頂ける製品・デザインを提案する。

<外部メディア>

日本教育新聞 広告出稿https://www.kyoiku-press.com/post-248758/

<プロフィールリンク>
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